商品説明
なぜ、怖いはずの妖怪が、かくも愛嬌たっぷりに描かれたのか? 日本美術史の最後の砦、妖怪画のなぞを解く。 その大衆性や、戯画的、あるいは風刺的表現が見られることから、これまで美術史のなかでなかなかテーマとしてとりあげられることがなかった「妖怪画」。ところが、日本では古くから子供から大人までが親しんできた裾野の広い分野であり、自然信仰や各地域の伝承といった日本固有の土着文化や宗教と密接に関わる重要な主題でもある。本企画は、美術史のなかで本流としては語られてこなかった「妖怪画」の系譜をあらためて見直すことで、日本美術の持っているある笑いや遊びといった特徴的な側面を再考の契機となる。 サイズ:文庫判/288P ラッピングサービス(有料)をご希望の方はこちらを合わせてお買い求めください。 1包装につき110円(税込)となります。 複数包装ご希望の方は希望数分ご購入ください。 大切な方へのプレゼントなどに是非ご利用ください。妖怪萬画VOL.1 妖怪たちの競演